綜絖作りから機上げまで
縦巻きのつづきです〜
次の工程・・・花綜絖を作ります。
これは地綜絖とは別で
柄を出すための綜絖です。
今までプラスチック製の網針しか
持ってなかったのが
木製のを手に入れて
ちょっとご機嫌です
そして この記事を書くのに
正しい読み方調べてて
編針?網針?あみばり?
「アバリ」なのー?ってびっくりした。
↑今まではプラスチックのこんなのね
私は染織関係の展示会で購入して
竹製なのですが
↑この樫のアバリってのも使ってみたいですね〜
漁師さんが網を直す道具で
大きさも色々あるようですが
2号か3号がちょうどいいくらいかなぁ
でも5本セットなので迷い中です。
あー でも使ってみたい好奇心に
負けそう・・・笑
花綜絖の糸を巻き終わったら
上下に紙を貼って固定します。
小麦粉と水で弱火で
糊を作ってる時・・・
『これって・・・グラタンじゃない?
牛乳だったらホワイトソースだよね・・・
いやいや・・・糊だから。。。』
と・・・毎回 心でつぶやいてしまう 笑
そして次は綜絖通しです。
1本づつ地綜絖に通していきます。
今回は12算/52cmなので1248本。
瞑想のような・・・
自分の集中力を試すかのような作業
1本でも入れ間違えていたら
はいー!そこから全部やり直しー!
鍛錬としか思えない作業だけど
1本も間違えずに
ビシッと柄が出た時は
なんとも嬉しいんですよね〜
地綜絖の次は花綜絖を柄ごとに通して
筬通しすると機上げです。
経糸の準備ができました。
ここでね。
ほっとするよね。
あとは織るだけー!って
そう・・・織る前の工程が長いのよ。
試織して間違えがなければ
あとはもう瞑想状態で・・・
織っていきます。
「決して・・・見てはいけませんよ。」
おつうより。