ツァ浜への道

以前の八重山藍ワンピースの撮影で↓

娘とカメラマンさんと
ツァ浜まで降りて…

「大事なもの忘れた!
撮影続けててください!」

ひとりで道路まで登って
家に帰って
また ツァ浜に降りる…という

結構 大変な道のりで
ひとり黙々と気をつけて
足元見て歩いていると

なにか気配を感じる…
すごく感じる…

目線を上げると

道の上から
じーーーーっと見てる・・・・

近い近い
見下されている

「い いつから見てたの?
気づかなかったよ」って
つぶやいてみたけど

あまりの不意打ちと迫力に
ドキドキしてモノクロモード
になりました・・・

『なにしてんの?』

って仲間もぐいぐい来たので
様子見しながら歩き始めると

見下ろしながらついてくる ドキドキ

『なに見てんの?』
って牛まで来るから


「急いでるから じゃ!」
って小走りに去ったけど

時が止まったような
自然の中に対峙して

自分がちっーぽけっに感じた。

この写真見る度に
その時の
島の湿った空気と
虫の声と遠くの波の音
照りつける暑さを思い出す。

静かにそこにいる島の生き物たちや
誰もいない海
亜熱帯の森の中
心がドキドキする。
畏れ敬う気持ちだよね。

ドキドキ

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